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よくある質問
─ FAQ ─
よくある質問
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琉球ガラスは、沖縄の伝統工芸品のひとつです。
その起源は戦後の沖縄にさかのぼり、米軍基地で使われていたコーラやビールのガラス瓶を再利用したことから始まりました。
再利用の過程で自然にできる“気泡”は、通常のガラス製品では欠陥とされますが、琉球ガラスではその不均一さが独特の美しさと魅力として受け入れられています。
また、鮮やかで透明感のある色彩も特徴で、手作りならではの温かみを感じさせます。
1つのグラスを作る場合、ガラスを巻き取って形を整えるまでに数分で完成します。
ただし、急な温度変化で割れるのを防ぐため、徐冷窯(じょれいがま)で一晩かけてゆっくりと冷ます必要があります。
この工程を経て初めて完成品となります。
赤色の琉球ガラスは、他の色とは異なる特別な製法が必要です。
通常の色は溶解窯(ようかいがま)で発色しますが、赤色は溶解中は無色のままで、再度加熱することでようやく赤く発色します。
この追加の熱処理がコストを押し上げるため、赤色の製品は価格が高めになります。
4歳以上のお子様から体験いただけます。
琉球ガラスの色は、珪砂(けいさ)・ソーダ灰・石灰という基本原料に、色を出すための金属酸化物を混ぜて作られます。
これを溶解し、温度や配合を調整することで、さまざまな色彩が表現されます。
一般的に琉球ガラスは熱に弱いとされていますが、近年では耐熱性の高い琉球ガラスも一部の工房で開発されています。
しかし、製作には高度な技術が必要なため、生産できる工房は限られています。
多くの琉球ガラス製品は耐熱性がないため、取り扱いには十分ご注意ください。
グラス以外にも、お皿、一輪挿しなど、さまざまなアイテムを琉球ガラスで作ることができます。
体験コースによっては、難しい工程にチャレンジできます。